2024.02.28

【レアジョブ英会話 Good Stories】大嫌いだった英語学習が、今では“人生の羅針盤”に

樺沢 明さん (ボランティア(数学担当))
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「レアジョブ英会話」受講者の皆様は、さまざまな目的のもとに英語学習を行われています。十人十色の工夫、「レアジョブ英会話」による変化、皆さんの夢をご紹介していきます。

Q.「レアジョブ英会話」を始めたきっかけを教えてください。

私が英会話の勉強を始めようと考えたのは58歳の時で、そのきっかけは、ちょっと風変わりな事件でした。

当時、小さな事務所で働いておりましたが、そこでは定年制はなく、経営者が必要な人材だと評価してくれる限り、働き続けることは可能な環境にありました。
ある日、トップから直々に「あと少なくても10年はここで働いてくれ」と言われ、また職場でも皆が当然のような雰囲気で受け入れてくれました。

しかし、仕事のほとんどは、海外のクライアント対応。
聞こえはいいのですが、辞書と首っ引きで、処理するのにアップアップの状況でした。
「いつか大きな失敗を犯しクビになっても不思議ではない」。そんな不安との戦い。
ストレスが半端ない毎日でした。

それもそのはず。学生時代から大の英語嫌いで、「もう少し英語ができれば、もっといい大学を狙えるのに」と言われても、「日本人には英語は不要」と言い切っていたくらいの筋金入りだったのですから。

そんななか、偶然にも、英語好きだった友人と40年ぶりの再会をしました。
そして、彼からレアジョブのことを教えてもらったのです。

自分の好きな時間に勉強できる便利さ、手軽さに魅力を感じました。
何よりも、費用が安く、小遣い程度の出費で済む気楽さがありました。

無料トライアルの時、先生がDaily News Articleを教材として勧めてくれました。しかし、いかんせん、辞書と首っ引きレベルの実力しかありません。レッスン前に、1時間以上の時間をかけてレッスンに臨むという日々が続きました。

挫折という文字がちらつき始めた時です。今の自分の姿とは異なる「もう一人の自分」が、レッスン中、頭の中に出現してくることに気がついたのです。
この「もう一人の自分」は、やけに陽気な明るい奴で、英語をペラペラと喋っているのです。今思えば、「もう一人の自分」を追いかける気持ちが、過酷な勉強を続ける原動力になったと思っています。

そして、いつの間にか、英語勉強の目的が「陽気な自分探し」になっていました。

Q. 「レアジョブ英会話」での成果として生まれた仕事やプライベートの変化についてお聞かせください。

5年の月日が経った頃のことです。自分の英語コミュニケーション力を確かめたくなりました。
「そうだ、一人でフィリピンへ行ってみよう!」
それも、ツアーではなく、ガイドもなく、現地の日常的な交通手段で移動する旅をしてみたい。
当然、家族や同僚達からは、あまりに無謀すぎると忠告や反対をされましたが、仕事を辞め、武者修行を決行しました。

フィリピンではいろいろなトラブルに見舞われました。突然フライトがキャンセルされたり、バスが遅れて約束の時間に間に合わなかったり…でも、助けてくれる人たちがたくさんいました。

出会った人たちの中には、高校の先生もいて、生徒達へプレゼンをする機会もいただきました。
拙い英語力でも、そして、英語嫌だった自分が若い人に恩返しできた(と思っている)経験は、このうえない宝物です。

今考えれば、冷や汗ものですが、結果的に、大嫌いだった英語が私の冒険心に再び火をつけ、楽しい思い出を残してくれたのです。

Q. 英語学習を継続していくコツ、学習法の工夫などをお聞かせください。

コロナ禍の最中には、どこへも行けなかったわけですが、毎朝のレッスンは継続していました。
「レアジョブ英会話」の先生方には、いろんな趣味をお持ちの方がいらっしゃいます。そんな先生方と、マニュアルに捉われず雑談をするのが楽しみでした。

世の中には、「レアジョブ英会話」以外にも英会話勉強のサービスを提供する会社はたくさんあります。
しかし、マニュアルにこだわり過ぎたり、フリーデスカッションには乗り気でない会社もあります。その点、「レアジョブ英会話」は自由度が高く、さらに、先生達のインテリジェンスレベルの高さが他に比べて飛び抜けていると思います。

雑談の中にも、ハッと何かに気がつく瞬間があります。
先生達との雑談から、習慣、考え方、生き方の違いを窺い知ることができます。
捉われていた固定概念に縛られない自由な生き方について考えさせられることも多々ありました。

また、スピーキングテスト(powered by PROGOS)も、学習者間のレベルを知ることができるので、モチベーションを保つための刺激になりました。
これが無料で受験できるとは驚きです。

Q. 英語学習や英語を活用して叶えたい夢など、今後の目標や展望をお聞かせください。

「英語は我が人生の羅針盤」です。羅針盤は、今でもいろんな夢を語ってくれます。
最近始めた写真の趣味の世界では、広大な自然の風景、人の営み、見たことの無い生き物たち.…興味は尽きません。英語を喋れるようになったからこそ、実現可能な夢として広がってきた景色です。

最後に、これからの人生、何をしたらいいのかわからないと悩んでいるシニアの方々に、「語学学習は脳を刺激するので、頭を働かせる良い活動です。躊躇せず、即、行動に移りましょう。諦めない限り、やりたいことが見つかります。挑戦を楽しみましょう」と伝えたいですね。

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