2020.12.18

一人っ子の小学生の息子と、一緒に英語をオンライン英会話で学び直し――“学習仲間”という新たな親子関係

海外のYouTubeチャンネルとオンライン英会話のレッスンで、大好きなゲームを日々楽しむ小学1年生

芳賀 千歳さん
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今や、英語に触れる環境は多種多様。アメリカの人気ゲームYouTuberの動画を見たり、オンライン英会話でフィリピン人の先生とゲームについていつも語り合ったりと、大好きなゲームを英語で日々楽しむ、小学1年生の芳賀さんの息子さん。「好きなことを英語で学ぶ」という方針を大事にするお母さまは、息子さんにとって “一緒に頑張る学習仲間”でもあります。一緒に切磋琢磨し、そして楽しんで伸ばす、そんな芳賀さん親子の英語とのかかわりについてお話を伺いました。

英語が好きになったきっかけはYouTube!

芳賀さん親子が初めて英語学習をスタートしたのは、息子さんが3歳の頃。きっかけは、大好きだったトーマスのアニメを英語で見たことでした。

「見ているうちにどんどん英語を覚えていくんですよ。これはチャンスだなと思い、そこから英語学習をスタートしました」

その後、ほかにもYouTubeの英語のチャンネル見始めるように。今では、息子さんの趣味であるゲームのジャンルで人気な海外YouTuberのチャンネルを見て楽しめるほど、英語力はぐんぐん伸びていきました。

「海外のYouTubeを見すぎて、一時期は寝言が英語になるほど英語漬けだったんですよ(笑)でも、それだけだとインプットばかりで英語を話すタイミングがなくて。アウトプットの場として話せる機会がほしいなと思い、オンライン英会話を検討し、リップルキッズパークと出会いました」

リップルキッズパークを始めて一年半。今では気の合う先生と、好きな話題で会話を楽しんでいました。

「ゲームやおもちゃの話など、息子の好きな話題で毎回レッスンが盛り上がっていて、本当にお友達っていうぐらい先生と仲良くしてもらっていて。息子の話に同じ目線で付き合ってくれる先生がいいなと思っていたので、まさに親のニーズにぴったりの先生でした」

好きなゲームのカードを手元に置きながら、レッスンをする様子

インターナショナルスクールでも得られない、異文化を「伝える」体験

リップルキッズパーク以外にも、オールイングリッシュのプリスクールやキンダークラス、アフタースクールなどにも通っていた息子さん。

「アフタースクールに行きだしたとき、『日本語で話せる子と、なんで英語を話さないといけないの?』と、もじもじして、恥ずかしさや抵抗が出てしまったんですよね。結局、日本語も英語も通じる人だったら、どうしても日本語が出ちゃうんです。なので、英語だけで話すことになるオンライン英会話だけに絞りました」

また、“日本に住んでいない外国人”の先生だからこその学びが、オンライン英会話では得られたそうです。

「フィリピンと日本ではもちろん文化が違うので、日本人が当然と思っていることを説明しないといけないことがあります。その違いを、自分が知っている単語でどう表現したらいいか、工夫して伝えています。日本のインターナショナルスクールも検討したのですが、そういうシチュエーションってあまりないんですよね。日本に住んでいる先生だと、既に日本の文化を知っているので。だから、相手が知らないことを相手が理解できるように工夫して伝えるということは、リップル始めたことで身についた収穫かなと思っています」

できる喜びを一緒に楽しみ、お母さんも一緒に学び直し。学習仲間でもある親子関係

息子さんの小学校入学を機に、お母さまも「レアジョブ英会話」で英会話を学び始めたそうです。

「息子のレッスンから刺激を受け、私も英語をマスターしたいなという思いもありましたが、一番の目的は息子の“一緒に頑張る仲間”になることです。英語学習が今は楽しく続いているものの、息子は一人っ子なので、切磋琢磨し合う相手がいないのが心配でした。一緒に頑張って、できる喜びを楽しめるようになればいいなと思って、私も始めたんです」

「レアジョブ英会話」でレッスン中のお母さま

実は、オンライン英会話だけではなく、「くもん」にも一緒に通っている芳賀さん。小学校を機に、読み書きを学べるように…と始めた「くもん」で、お母さんも中学生レベルの教材で英語を学び直しているそう。一緒に家で宿題に取り組み、一緒に教室へ行く。このスタイルが、芳賀さん親子の学びのスタイルとして確立されているようです。

日常のコミュニケーションは難なくこなせるぐらい、英語を話す力が身についてきた息子さん。小学校に入学したことで、芳賀さんは読み書きの力も身につけてほしいと考える一方で、「楽しんで学ぶ」という方針はそのままにしたいと考えているそうです。

「今後は英検にチャレンジしたいなと思っていて、そのためには“読み書き”の力がまだまだ足りないなと思っています。ただ、英語の話す力は、勉強じゃなかったからこそ力が伸びたんだとも思っているんです。今後もあんまり勉強という形ではなく、遊びの延長線でどんどん身につけてほしいですね」
息子さんの興味のある“芽”をひとつひとつ見つけて、それを学びにつなげ、英語力を伸ばしていった芳賀さん親子。小学生になってからはお母様が自ら学習仲間に転じ、日々切磋琢磨されています。この素敵な関係は、英語教育が早期化し、また大人の学び直しが広がるいま、新たな学び方のヒントになるかもしれません。

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