2017.03.29

本気で英語を学ぶ学生たちに付加価値を

「間違ってもいいから話そう」という意欲が後々伸びていく

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吉村征洋さん
摂南大学外国語学部
准教授

大阪府寝屋川市にある摂南大学外国語学部では2015年度から「英語プロフェッショナルコース」(通称:英プロ)が新設され、本コースの2年生の全員が留学前プログラムとして、レアジョブ英会話を受講し、事後アンケートで、「英語を話す自信がついた」が21%から84%に急増したそうです。半年以上の留学や帰国後に始まるオールイングリッシュの授業展開など、英語のスペシャリスト育成に力を入れている摂南大学で、レアジョブ英会話がどのように活用されているのか、吉村征洋准教授にお話をうかがいました。

英語プロフェッショナルコースの生徒が、ほぼ毎日オンライン英会話を受講

今回オンライン英会話を受講したのは、英語プロフェッショナルコースの学生。もともと英語へのモチベーションが非常に高く、またオンライン英会話のレッスン受講率を英語の授業の評価項目に設定したためほぼ毎日の受講率でした。
留学までの3カ月、総レッスン数90回のうち70回以上レッスンを受講しないと評価されないと強制力を持たせました。だから学生も必死だったんだと思いますよ。(笑)
自宅だけでなく、学校のパソコン教室やスマホで取り組んでいる学生もいました。ある学生なんて、アルバイト帰りの深夜に自転車を押しながらレッスンを受けているという話も聞いています。

留学前プログラムのレッスンで、留学中の成果を押し上げたい

2015年度に新設した英語プロフェッショナルコースでは、2年生の後半から、半年以上の留学が義務づけられています。そこで、前期に留学準備として英会話の訓練をさせたいと考え、2016年度にレアジョブ英会話を導入しました。留学してから英会話に慣れるのでは時間がもったいないので、4月から7月までスカイプでレッスンをして英会話に慣れてから留学することで留学中の成果も上がると考えました。
英語の教員や事務方などとも検討した結果、オンライン英会話が学生にとって英語に慣れる最善策ということで、導入を決めました。

英語を極めたい学生が進む英語プロフェッショナルコースでオンラインレッスンを導入

摂南大学の外国語学部では、英語と中国語、スペイン語、インドネシア・マレー語のいずれかを1年生で選択するのですが、ここで英語を選択した学生は1年生後期で英語プロフェッショナルコースと国際キャリアコースに分かれます。英語プロフェッショナルコースは英語を極めたい学生向き。国際キャリアコースは、英語を使って将来のキャリアを学ぶコースです。
成績が良くTOEICのスコアがある基準以上であり、かつその学生自身が希望した場合だけ、英語プロフェショナルコースに進みます。

新カリキュラム(英語プロフェッショナルコース・国際キャリアコース)をスタートする前から、特に英語プロフェッショナルコースの学生には何らかの付加価値をつけたい、英語を話す機会をもっと設けたいというのが英語教員の総意でした。
しかし授業だけだと、マンツーマンで英語をアウトプットする機会がどうしても少なくなりがちです。さらに、留学前にはしゃべる量を確保し、英語への抵抗を少しでもなくして海外留学してもらいたいという気持ちがありました。
そう考えたとき、学生が毎日レッスンを受けられるように、たくさん講師がいるサービスであることが必須ですが、でもそうなると今度はコスト面が気になるところです。それを解決してくれるのが講師がたくさんいて、コストも抑えられるオンライン英会話でした。

「間違ってもいいから話そう」という意欲が後々伸びていく

オンライン英会話の導入についてはいろいろな声がありますが、学生はやはり楽しいと言っています。英語で意思疎通ができたと、すごく喜んで報告してくれる学生もいました。講師が親身になって話を聞いてくれたのも、続けられた大きなポイントだったようです。

学生の「自信がついた」という感想は本当にありがたいです。やっぱり英語って話さないとうまくならないですし。マンツーマンで、たくさん英語を話す機会が増えて、それが自信になって。やっぱり留学する前に英会話に対する自信があった方がいいですよね。留学先ではホームステイするので、ホストファミリーの中で黙りこくっているよりは、「間違ってもいいからちょっと話そう」という意欲があったほうが後々のびていくと思います。
さらに、留学先でもちゃんと英語で生活できるところまでつながってくれると、大学としても頑張った甲斐があったな、というところですが、その結果が見られるのは彼らが帰ってくる3月ですね。

オンライン英会話を受講した2年生は今まさに留学している最中なので、全員いないんですよ(笑)。どんな感じで帰ってくるのかな?と楽しみです。2017年度から始まる英語プロフェッショナルコースの3年生用の科目は、オールイングリッシュで授業をすることになっているんです。オンライン英会話はそのための準備としても活きてきますよね。まず、レアジョブ英会話で英語でのコミュニケーションに慣れてもらい、留学先でさらに自信をつけて、帰国後は英語で新しいことを学ぶ授業が展開する…、そんなプログラムが来年の春にスタートします。
英語プロフェッショナルコースは、本気で英語が使える学生を育てたいという想いでスタートしていますので、大学側も英語で何かを学ぶことができる学生を育成するのに必死です。どんな授業にしようかいろいろと考えているところです。

——ありがとうございました。
まさに今、新しい学び方を創造している摂南大学外国語学部。無限の可能性を秘めた学生の皆様が、熱い思いを持った先生達の指導を受けて将来どのような進路を進むのか、とても楽しみですね。

摂南大学外国語学部
http://www.setsunan.ac.jp/gakubu-in/gaikokugo/

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