2017.04.10

英語が仕事の幅を広げると子供達にも伝えたい

大学入試制度の変更もあるからこそ、子どもにも英語を学んでほしい

松尾いづみさん (テクニカルサポート)
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外資系ITコンサル企業で働かれている松尾いづみさんは、3年前から担当している外資系企業で英語力が足かせとなり仕事がうまく進まない場面を経験、英語学習に取り組むことを決意されました。お仕事や家事、2人のお子さまの育児をしながら日々のすきま時間を活用して学習を継続されています。日々模索しながら英語勉強中と語られる松尾さんに、お話を伺いました。

英語が壁になり仕事でパフォーマンスが出せないもどかしさを経験

外資系ITコンサル企業で勤務しており、3年前から外資系のお客様先へ常駐しています。お客様のWebシステム製品に関してテクニカルサポート、トラブル調査、機能調査などを請け負っていますので、自分で解決できないトラブルが起こった際には、海外のエンジニアやサポートスタッフと英語でコミュニケーションを取って解決しなければいけません。また、毎週の報告作業やレポートも英語での提出が義務付けられているなど、日々の1/3ほどは英語を使った業務があります。
以前、趣味で1年ほど英会話スクールに通ったことはありますが、ビジネスシーンで通用する英語力は身に付いていませんでした。また、今のプロジェクトが始まるまで、日系企業担当になる事が多く、英語を多く使う仕事はしていませんでした。

1年ほど前に、インドの製品開発チームの方とコミュニケーションを取る機会がありました。その際、英語力が足りなかったことで、サポート業務に役立つ新しい知識や情報を積極的に習得することができませんでした。また、先方から質問されたことにも満足に答えられなかったことで、ミーティングの雰囲気が悪くなってしまったのです。当時は、ちょうどチームリーダーの役職に就いた頃。他のリーダーに比べて自分の英語力が明らかに劣っていたこともあり、大いに責任を感じて、英語力を向上させる必要性を感じました

時間と場所を選ばないレッスンや学習なら無理なく続けられる

仕事で海外スタッフに質問をする際に、チャットやメールを通じて行う場合は、文面を推敲する時間もあるため、どうにかコミュニケーションを取ることができます。しかし、対面の会話で、相手からの質問に対して即時に回答するとなると、ハードルがぐっと上がるように感じていました。そのためビジネス英会話に慣れることが必要だと感じて、レアジョブ英会話に申し込みました。決まった時間に指定された場所へ通う必要が無く、子どもたちを寝かしつけた夜にレッスンを受けられる点でとても助かっています。

レアジョブ英会話以外でも英語に触れる機会を増やそうと、社内の有志によって開かれている英会話講座にも参加しています。月に2回ほど開かれていて、TOEIC対策の勉強や日本語禁止の英会話飲み会が実施されるものです。他には、「瞬間英単語」「瞬間リスニング」のアプリを使って通勤中に勉強したり、趣味であるマラソンの練習中に英語のオーディオ教材を聞いたりすることも。隙間時間を活用し、「ながら勉強」を取り入れることで、無理なく継続しています。

身近な目的に添った学習方法を実践して英語力の向上を実感したい

毎日、英語学習を継続していても、自分が上達しているのかを不安に思ってしまいます。というのも、レッスンではいつも与えられたテキストをこなすだけになってしまっていたり、初めてお会いする先生とのレッスンで毎回同じような自己紹介をしてしまったりと、なかなかチャレンジができていないからです。
この前、レアジョブ英会話のカウンセラーの方に相談すると、「毎日お仕事で英語を使う機会が多いのであれば、実際に海外の方とコミュニケーションをする際やトラブルシューティングの場面を想定して、会話の練習をしてみてはいかがですか?」とアドバイスをいただきました。講師の中には、エンジニアの方もいらっしゃるそうで、その方にお願いすれば意図を汲んで指定したシチュエーションでのレッスンを実施してくれるのだそうです。
受講されている方の中には、仕事で使う英文でのメールや英語での提案書の添削を先生に頼んでらっしゃる方もいるそうです。こちらの要望に合わせたレッスンを実施していただけるのだということは、新しい気付きでした。ぜひやってみたいと思っています。

英語が当たり前に求められる未来になるから子どもにも学んでほしい

現在、中学3年生と小学5年生になる子どもがいます。上の子が大学入試を迎える2020年は、大学入試のしくみが変わる年。特に英語に関しては既存の試験からがらりと内容が変わると言われています。どのような仕組みになるのかはまだ決まっていないようですが、これまでセンター試験にはなかった4技能のうち、Speaking や Writing も評価対象とされると聞いています。既存の英語学習だけでは身に付かない英語力が必要になってきますので、今後は自宅でも日常会話に取り入れるなど、英語に触れる機会を増やすよう促したいですね。

ただ、子どもたちは、まだまだ外国の方と対面して英語でコミュニケーションをとることに恥ずかしさや緊張があるようですが、先日、子どもたちもレアジョブ英会話が運営する「リップルキッズパーク」を入会しました。先生たちが、子供向けにとても分かりやすく、授業を展開してくださるので、今のところ楽しくレッスンできています。オンラインレッスンなら、自宅で気軽にできますし、私も横に付いて指示をすることができるので、とても助かっています。

私自身、挫折した経験からも「英語を使えるだけで仕事の幅が広がる」ことを身に染みて感じています。子どもたちが社会に出るときには、今よりも英語力が当たり前に求められる時代になると思うので、選択肢を多く持つためにも英語を学ばせたいと思っています。また、子どもたちにとって英語を勉強するハードルが少しでも下がるように、そして気恥ずかしさが無くなるように、日常生活の中で英語に触れる機会を増やしていきたいです。


娘さんもオンライン英会話に挑戦!

今年でプロジェクトが一区切り 海外組織との一層の意思疎通を図りたい

仕事において、今取り組んでいるプロジェクトは今年で3年目になります。同じプロジェクトに3年従事するとベテランとみなされ、周りからの期待値も上がります。そのため今年は、海外スタッフと不自由なく英語でコミュニケーションを取れるようになることが目標です。英語でのコミュニケーションが満足にできれば、これまで以上に製品についての知識を共有し合えるようになります。知識を共有し合うことで海外スタッフとの信頼関係が構築でき、得た知識を還元することでお客様からも喜んでいただけます。そのような循環が作れるように、英語学習をこれからも継続していきたいと思います。

——ありがとうございました。
「ながら学習」を上手に取り入れながら、英語学習を続けている松尾さん。お子様にも英語に触れてほしいそうですが「まずは親の学習する姿勢を見せたい」とおっしゃっていました。でも間違いなく、英語学習を頑張るお母さんの背中を見ることは、お子様にとってどんな声掛けより一番の刺激になるはずです。

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