2017.04.4

夢は世界へ貢献できる看護師

一度は挫折した英語学習を自分のペースで再開

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田渕瑞歩さん
看護師

看護師として地域の病院で勤務されている田渕瑞歩さん(27歳)は、世界の医療に貢献したいという思いのもと、英語学習に励まれています。しかし、3年前も英語学習に奮闘していたものの、挫折して辞めてしまった過去もあるそうです。常に目標を持ち努力を重ねる田渕さんに、英語を学ぶきっかけや勉強を再開できた理由について、お話をお聞きしました。

高校時代からの夢は世界にも貢献できる看護師になること

子どものころから、看護師は憧れの職業でした。中学生のときに病気で入院したことで、改めて看護師になりたい気持ちが高まりました。高校は国際色豊かな学校に通っていたので、周りの友達には外交官など世界で活躍する仕事を志している子が多くいました。そんな中で「日本にも世界にも貢献できる看護師になりたい」と思うようになり、看護だけでなく疾病予防も考えられる保健師の勉強もしたいと思い大学に入学したことが、今の私のルーツです。


ガーナの公衆衛生プロジェクトに参加

看護師になって最初の2年間は、大学病院で忙しい毎日。その後に参加したのが、1か月間ガーナで行われた公衆衛生プロジェクトです。現地の小学校や集落に出向き、傷の処置や身長、体重、血圧、BMI,体脂肪率などの測定や簡単な血液検査を実施し、結果をもとに現地スタッフの助けを得ながら一緒にカウンセリングも行いました。

ガーナから帰国した後は、もともと高齢者の方と接することが好きだったこともあり、リハビリを行っている病院で働いています。


ガーナで巡回診療後の様子

レッスンを詰め込みすぎて復習が追い付かず一度受講を挫折

高校時代は英会話スクールに通っていたり、大学時代も国際看護実習に参加したりと、学生のときは英語に触れる機会がありましたが、就職してからは勉強の時間を取ることができず英語から離れていました。


学生時代のアメリカでの看護研修

そんな中、ガーナから帰国後に、医療支援のボランティアに携わることになったのです。内容は、イラクから学びに来ているドクターのサポート業務で、ムスリムの方でも食べられるものを探したり、地下鉄の乗り方を教えたりするもの。英語を使う機会が増えることもあり、英語学習を再開しようと決意しました。しかし、仕事がシフト制で夜勤もあるため、決まった曜日や時間にレッスンに通うことはまずできません。そんなときに出会ったレアジョブ英会話は、自分の好きなタイミングでレッスンが受けられるものだったので、自分にぴったりだと思い、2014年から受講を始めました。


イラクのドクターと

イラクのドクターが来日している時は会って英語で話す機会があったので、「次に会うまでに前回より話せるようになっておきたい!」というモチベーションで勉強を頑張ることができました。なのでレッスンも楽しみで仕方なく、夜勤を控えた日中に毎日2レッスン(合計50分間)を受けて復習をするという生活を続けていました。しかし、だんだん教材が難しくなって、復習に時間が掛かり、そのうち自分の生活が回らなくなってきました。これでは、仕事に支障が出るし、身の回りのことがおろそかになってしまうという危機感があったため、一度レアジョブ英会話を辞めてしまいました。

カウンセラーのアドバイスにも助けられて無理なくレッスン再開

一方で、2020年の東京オリンピックに向けて、メディカルボランティアとして携わりたいという気持ちが強まっていました。ボランティアには、もちろん英語力が求められます。目標を憧れで終わらせないためには、やはり英語の勉強が必要だと思い、2016年の秋にレアジョブ英会話を再開しました。

しかし、どこから勉強を再開するべきかがわかりませんでした。一度挫折しているので、自分に合った挫折しない方法を知りたいと思い、そのときに役立ったのが、カウンセリングサービスでした。これは日本人カウンセラーの方が、英語学習における目標の立て方や勉強の進め方のアドバイスをくれるもので、先生の選び方教えてくれたり、私に合いそうな先生も見つけてくれたりしました。

勉強法についても、相談したことで最初の教材からもう一度やり直そうと決心することができました。また、テキストの後半にあるディスカッションのパートを使いこなせていなかったこともカウンセラーの方に相談しました。すると、「質問にうまく答えられない場合は、長い文章になってでも、一度回答を考えてレッスンで先生に聞いてみるといいですよ」とアドバイスをいただきました。教えられたとおりに試してみると、「なぜこの回答にしたのか」を先生とディスカッションする中で理解を深められ、先生が丁寧に教えてくださった模範解答や修正箇所を元に復習することもできるようになりしました。


レッスンの復習が終わっているかを確認するためのカレンダー

レッスンの中で印象に残っているのは、お気に入りの先生が私に新しい単語や言い回しを教える際に、英英辞書から意味を引っ張ってきて教えてくださることです。これがきっかけで、私も英和辞書ではなく英英辞書を引いて意味を確認する癖が付きました。テキストに日本語を書き込むより英語を書き込む方が、英語に慣れるとができて自分のテンションも上がる気がします。また、受講したことのある先生同士が友人だったことで、共通の話題ができて話が盛り上がったこともありました。

個人学習とは違う面白さやメリットがあるグループ学習

英語学習を無理せず続けるペースを掴めてきたので、次は一緒に頑張る仲間が欲しいと思っていました。そこで、始めたのが英会話教室への参加です。自分が行きたいときに予約をとれる柔軟な講座なので、続けることができているのだと思います。先生は毎回代わり、さまざまな国の方が教えてくれます。同じ目標を持った方達とグループで英会話レッスンをすると、みんなの学習法や上達度を知ることができて、とてもモチベーションが上がります。

それに、自分が知らなかった単語や表現方法を学ぶこともできるので、個別レッスンだけでは得られない面白さを感じています。周りに英語を勉強している友人がいなくても、こうして外に出て行くことで、目標を持って英語を勉強している友人に出会える機会があるのは幸せなことだと思います。

東京五輪でのメディカルボランティアの夢に向けて留学を決意

現在は、メディカルボランティアの夢に向けて働きながら英語学習をしています。2018年頃にはボランティアの募集が始まり、そこではTOEICで高得点を出すことも採用の必須条件になるだろうと予想できます。その時までに、スピードを上げてリスニング力とスピーキング力をさらに強化しようと、2017年のから語学留学をすることに決めました。

また、認知症看護の認定資格取得や高齢者看護分野の大学院に進学して、英語を使い自分の言葉で国際学会等で世界へ発表することも目標のひとつです。日本は、世界を代表する高齢化社会でもあるので、認知症の看護事例や高齢者看護について発信することで、これからの世界の医療に貢献できればと思います。


ガーナのホストファミリーとのお写真

英語ができれば、外国の方の価値観や暮らし、経済や政治などさまざまな海外の情報を得ることができます。新しい情報を知ることによって興味の幅や視野が広がることも、英語学習のいいところですよね。

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